自己肯定感を上げる!悩む前に知っておきたい\ヨガマインド5選/

ヨガ哲学
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なぜヨガで 自己肯定感 が上がるの?

woman with arms outstretched against blue sky

「ヨガ」という名前から想像するマットを使う運動は狭義のヨガだと思ってください。
もともと「ヨガ」とは、古くからのインド哲学から生まれたものであり、人が幸せに生きるための秘訣が詰まったものです。
その中でもヨガ哲学では古くから 自己肯定感 を高めるような考え方をしていたのです。
同時に、人が苦しむのは全て「無知」によるものだとも説いています。


ここでは 自己肯定感 を高めるために知っておきたいヨガマインドを5つご紹介します。

自己肯定感を高めるヨガマインド5選

ヴリクシャーサナイラスト

①比べない

生きている上で、誰かに比べられることってたくさんありますよね。でもあなたがあなた自身を誰かと比べる必要はありません。どんな世界においても上には上がいるものですし、自分の価値観で比べたものが他の人にとって同じとも限りません。

あの子より太い。

あの子より可愛くなりたい!

あの子より上手にやりたい!

そう言う考え方をまず、一度手放しましょう。

②思考の力を抜く

無意識のうちに入っている力、身体の緊張は解くのも難しいものです。それは考え方も同じ。
無意識のうちに「〜じゃないといけない」と考えていることって、「そうじゃなくてもいい」と言う考えに変えることがとても難しいものなんです。

子供の時から絶対だと思っていたことが、社会に出るとそうでなかったことってたくさんありますよね。「絶対〜じゃなきゃいけない!」と言う教え込みは「そうではない」ことの方が多いんです。身体の力を抜き、思考の力も抜く。そうすると違う世界が見えることもあるんですよ。

③この瞬間に集中する

マインドフルネス的な考え方です。自己肯定感の低さというのは、過去のトラウマからも起こり得るもの。「今目の前にいる人たちはあなたのことを否定しますか?意のままに動かそうとしますか?」あなたを過去や未来に縛り付けてしまうのはあなた自身なのです。過去や未来から解放し、今この瞬間に戻すのはあなた自身の役目です。

④自分を愛する

自分を愛することと、自己愛(ナルシズム)は違います。
生まれた時に持っていた素質(顔や、髪質や、肌の色や、体格や、声質など)というのは前世から魂が引き継いだものであると考えます。良い面も、悪い面も、それはあなた自身の課題なのです。

⑤結果をありのままに受け入れる

願っても行動しても、お金や時間をかけても、叶わないことってたくさんあります。
悲しいことに、行動に対して結果というものは必ず伴うものとは限りません。
ヨガの世界では行動と結果を切り離して捉えていきます。たとえ行動に対して望んだ結果を得られなかったとしても、そこから得られた経験や学びはかけがえのないものなのです。

自己肯定感とは

group of diverse women hugging together against gray wall

そもそも自己肯定感とは、自身の存在を「ありのままでいい」と認める感覚のこと。自然体の自分を認められること。自己肯定感については、多くの心理学者がさまざまな表現をしてきましたが、近年ではSNSで言葉の響きだけが多く広まってしまいました。
その結果、インターネット上では「自己肯定感が高い人って嫌い」のような言葉を見かけることもありますが、本来の意味での自己肯定感の高さとは、嫌われるようなものではありません。

自己肯定感はしばしば自己愛(ナルシズム)と混同されているように感じることがあります。このふたつは似ているようで、大きく違うものです。

自己肯定感と自己愛の違い

しばしば混同されてしまう自己肯定感と自己愛。しかしこれらは似ているようで決定的に違うものです。自己肯定感が自然体でも自分自身を「認められる」ことだとすると、自己愛(ナルシズム)は自分自身を周りと比べて「特別な存在」と思うこと。

自己肯定感は「自身を特別な存在である」ことを認めると同時に「他者もそれぞれが特別な存在である」と言うことも認めることができる状態です。
それに対して自己愛は「自分だけが特別な存在」であり、周囲にもそれを押し付けてしまう状態。

自己肯定感が低いことの問題点

一部の研究では、日本の子供たちは中国や欧米諸国の子供たちに比べて自己肯定感が低いと言われているそうです。自己肯定感が低いというのは具体的にはどのような状態なのでしょうか。

他人軸で決めてしまう

他人からの評価を参考にすることは社会に生きる上で必要なことと言えるでしょう。でも、依存する必要はないのです。自己肯定感が低い状態では自分の考えを認めることができず、他者の評価に依存してしまう可能性があります。

思うことがあっても主張ができない

他人軸に依存している状態では、心の底では違うことを思っていても、それを主張することができなくなっていきます。心と行動が違う方向にいってしまう状態では無意識のうちにストレスも溜まっていきます。

消極的・受動的になりやすい

意思を主張できなかったり、他人軸で決めることに慣れて仕舞えば意思を持つことが少なくなって行きます。子供たちが夢を持つためには環境も大切といいます。消極的・受動的なのは先天的な性格ではなく、自己肯定感を低くさせる環境が作り出したものという可能性もあります。

まとめ

ナタラージャアーサナ
  1. 比べない
  2. 力を抜く
  3. この瞬間に集中する
  4. 自分を愛する
  5. 結果をありのままに受け入れる
自己肯定感を高めるヨガマインド5選

ヨガマインドを知ることで、あなたにとって何か一つでも心の救いになりますように。

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