良い姿勢とは、前面(背面)からみた時、左右の肩や骨盤に差がなく、真横からみた時にはくるぶし・膝・骨盤・肩・耳たぶ、主にこの5点がまっすぐ一直線上にある状態を良い姿勢と言います。そこで肝心なのが骨盤と背骨。それでは悪い姿勢と良い姿勢の違いを、それぞれみていきましょう。
骨盤前傾と骨盤後傾、骨盤のニュートラル
姿勢を見る時、まず大切なのは骨盤の角度です。骨盤は体の真ん中にあり骨盤の角度で概ねの姿勢が決まります。仙骨・尾骨は骨盤の一部であり背骨の一部である骨。骨盤が歪むことで、背骨全体が歪んでしまいます。
骨盤ニュートラル
骨盤のニュートラルポジションとは、骨盤上部にある上前腸骨棘と、恥骨を結んだラインが並行(または垂直)になった状態のこと。立位(立った状態)では両脚がどうなっていようとも、骨盤をニュートラルポジションにする意識が、体幹を安定させます。
骨盤前傾=反り腰
骨盤前傾タイプの方は、一見姿勢がいいように見えます。お尻やバストが極端にカーブを描くので、外国人体型のような印象を受けることもあります。しかし骨で見てみると、骨盤が前傾することで腰と胸に極端なカーブがつき、”スーパーS”と呼ばれることがあります。このタイプの方は腰痛や前ももの張り、ぽっこりお腹で悩むことが多いのが特徴です!ヒールで長時間立ちつづける女性に多く見られるのも特徴です。
骨盤後傾
骨盤後傾タイプさんは、猫背の原因として骨盤が倒れていることが多いです。骨盤が後ろに倒れた状態では、腰が本来持っている前弯を失い、たれ尻になる、バランスを取る為に胸・肩がまるくなる、首が前に出てストレートネックになる、などの特徴があります。デスクワークで背もたれに身体を預けた状態が長いと、骨盤後傾&猫背姿勢になりやすいです。
骨盤×背骨の角度
姿勢は大きく分類すると骨盤の角度で見ることができてしまいますが、骨盤と背骨の両方をみるといろんなタイプに分けることもできます。頭の角度や重心の位置といった細かい部分でも変わるので、定期的に意識して矯正していくことが大切です。
ストレートネックに注意!
ストレートネックとは、「スマホ首」とも呼ばれる症状。真横からみた時、肩の真上に耳たぶがあるのが理想ですが、多くの方が前に垂れ下がってしまっているのが現状です。
首は背骨の一部です。頭の重みで首が歪めば、背骨全体がバランスをとろうとする為、全身の姿勢が崩れます。
姿勢をセルフチェックしてみよう!
まっすぐたち、真横から写真を撮ります。
くるぶしに合わせて垂直に線を引きます。
くるぶし、膝、股関節、肩、耳たぶが一直線に並んでいるかを確認します。
上図の私の例では、骨盤まではまっすぐなのに肩が後ろへ下がりがち。胸の弯曲が弱いようです。
とっても簡単にできるので、ぜひ定期的にチェックしてみてくださいね!
ストレッチを一緒にしましょう!
姿勢改善にはストレッチとインナーマッスルのトレーニングを合わせて行うことが大切です。
中でも凝り固まった筋肉は綿密に伸ばし、ほぐしてあげることから始めなければなりません。
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