スマホの見過ぎや長時間のデスクワーク・家事・育児でも下向き姿勢が続き、巻き肩って知らず知らずのうちに進行しているのが怖いところ!
巻き肩になる原因
猫背 (参考:背骨のニュートラルポジション)
巻き肩は主に、肩甲骨や鎖骨、それにまつわる肩や胸周りの筋肉の状態で起こります。それに対して猫背は背骨の状態がまるくなること。しかし、胸・肩・肩甲骨・胸椎(胸の背骨)は少なからず同じ筋肉が関わっているので、猫背のせいで巻き肩になることもあれば、巻き肩を直すことで猫背も改善されるということもあります。
前屈みな生活 胸の筋肉の緊張=背中の緩み
私たち人間はどんな仕事も基本的に身体の前側で行われます。家事、スマホ、パソコン作業、多くのことが身体の前側で起こり、両手も身体の前に出すことが多いですよね。そうなると自然に前重心となり、両腕の重さは胸で支え、背中の筋肉は緩みやすい状態が出来上がってしまうのです。
心の状態も影響する
「肩身が狭い思い」「肩をすくめる」「肩が軽くなる」と言ったように、気持ちを表す言葉に「肩」が使われることってとても多くあるんですよね。心の状態が肩周りの緊張状態には大きく関係すると言えます。
巻き肩になるとなぜ悪い?
首こり・肩こり
肩が前に落ちると、それに引っ張られて首周りや背中周りの血行が悪くなり、結果的に首こり、肩こりの原因になってしまうのです。
ボディメイクの大敵!
巻き肩になるということは、デコルテラインが狭くなること。
特に夏など、肩周りを覆う布が減る分、デコルテラインをスッキリさせたいですよね!
また、肩甲骨を寄せる筋肉が緩むと、脂肪が燃えにくい身体になるとも言われています。
呼吸が浅くなる
胸が凝り固まった状態では肺が十分に膨らまず呼吸が浅くなります。
呼吸が浅くなることによるリスクは脳や筋肉、全身のあらゆる機能のパフォーマンスが下がってしまいます。
自律神経の不調=集中力の低下など
日中に集中力を高め身体を活発に動かしてくれる交感神経は、胸式呼吸がベスト。でも、胸が縮こまると浅い胸式呼吸しかできない状態になります。結果、交感神経が優位になりづらく、活動量が落ちてしまうのです。
巻き肩予防にはアイテムがおすすめ!
姿勢を変えるには、どんなトレーニングよりも日常の意識が大切。
ヨガベルトやピラティスで使うセラバンドなど、多くのものを工夫することもできますが、1番のおすすめは下記のような専用アイテムです!
エクササイズは1日のうちのたった1時間程度。でも姿勢は24時間つきまとうもの。
だからこそ、日常で取り入れることができる方法でまずは1ヶ月。ぜひ、試してみてください♪