AppleWatchの優れた機能の一つが“ヘルスケア”アプリ。体調や健康状態、運動量などを自動で記録してくれることですよね!でもこの機能、自分の状態は知れるけど、どんな状態が良いのか、悪いのか、よくわからないって方もいらっしゃるのではないでしょうか?今回は、“ヘルスケア”で知れる情報の中でも“呼吸”にフォーカスしてみましょう!
“ヘルスケア”で知れる呼吸のこと
全ての人は生まれて最初に呼吸を吸います。
全ての人は死ぬ前最後に呼吸を吐きます。
呼吸とは、私たちが最初にする行為であり、最後にする行為でもある。
それほど大切なこと。“ヘルスケア”アプリでもしっかりとご自身の状態を確認しておきましょう!
呼吸数
人(成人)は1日に2万回〜2万8千回ほどの呼吸をするそうです。
運動中であれば交感神経が優位になるため心拍数と共に呼吸が浅くなり、呼吸の数は上昇します。反対に、就寝中は副交感神経が優位になり、呼吸は深くゆったりとなり、呼吸数は減少します。そのため、1日の中で変動する数値であることを理解しておくことが大切です。
呼吸数の正常値
呼吸数は基本的に、1分間の呼吸数を測ります。
成人の場合は13〜20回ぐらいの呼吸をしていると言われています。
呼吸が深い人は数が減り、呼吸の浅い人は数が増えるというわけです。
子供は呼吸が早く18回〜30回程度が正常だと言われています。
正常時の呼吸がもし、25回を超えるほどに早ければ、意識的に深呼吸を取り入れることを心がけましょう。
血中酸素濃度
血中酸素飽和度ともいいますが、新型コロナウイルスの流行で認知が広まったパルスオキシメーターで測るものです。Apple Watchでもシリーズによって測れるものと測れないものがあるので注意が必要です。
血中酸素飽和度とは、血液内の酸素濃度のことで、酸素飽和度の数値によって肺の機能が正常であるかどうかをみることができます。
血中酸素濃度の正常値
一般的に96%以上と言われています。
標高の高い山などでは一時的に低下するほか、心臓や肺の機能の低下で数値が下がることがあります。
正常値を下回ると多くの場合で息苦しさを感じるそうですが、数値に反して息苦しさを感じないこともあるため、数値が低くなっていたら早めに病院に行くことが必要です。
Applewatchでの測定方法
“血中酸素ウェルネス”というアプリを使用します。
バックグラウンド測定の設定をしておくのがおすすめです。
呼吸を深めるためにできること
Apple Watchで呼吸の浅さに気づいたら、呼吸を深めることが大切です。
呼吸が浅ければ、全身の細胞に届く酸素量が減り、ストレス、寝不足、こり、疲れ、だるさ、たるみなどさまざまな不調の原因となります。
ヨガ・ピラティスで呼吸を深める!
呼吸を深めるためにはヨガがおすすめ!呼吸法に合わせて身体を動かし、呼吸に必要な筋肉をほぐし、鍛えるのがヨガの特徴です。プラーナヤーマと呼ばれる呼吸法を合わせて行うので、日常から呼吸を意識できるようになります。ヨガと合わせておすすめなのがピラティス。ピラティスでは胸式呼吸を使い、体幹を整えるため、日常から呼吸が深くなる効果も期待できます。
呼吸を深める クォータードッグのポーズ
- 四つん這いから右手をL字に落とす
- 左手はまっすぐ伸ばし、頭を右腕に預け、お尻は斜め上に引っ張る感覚
- 吐く息ごとにマットに沈みながら胸の開きを感じましょう。
- 深い呼吸で1分ほどキープしたらお尻を足におろしておやすみ
- 反対側も同じように行う
肩こりにもおすすめ!寝る前に行うと深い呼吸で眠りにつけます♪
呼吸を深めるマインドフルネスアプリ
Apple Watchに備えられている“マインドフルネス”アプリでは、呼吸練習を行うことができます。1日一回の深呼吸の習慣をつけてみるのもおすすめですよ!
まとめ
AppleWatchによって普段意識したことのないような情報を得ることができます。
ご自身の状態を数値で知ることで、健康状態を気にかけるきっかけとしてみるのはいかがでしょうか。