【人は2度生まれる】自分軸で生きる時、初めて人生が開ける

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「人は2度生まれる」フランスの哲学者・ルソーの名言をご存知ですか?

私達はいわば二回この世に生まれる。一回目は存在するために、二回目は生きるために。

ジャン=ジャック・ルソー

1度目の誕生は、お母さんのお腹から生まれた時のこと。では、2度目の誕生は?

2度目の誕生は心の成長によって起こるもの。「思春期を過ぎた頃」などという解釈もありますが、心の成長とは明確な概念はありません。私はこれを「自分軸を見つけた時」だと感じています。

誰かの枠に押し込まれる幼少期

社会で生きるための方法を学ぶ時期

幼稚園や小学校は子どもにとってはじめて出会う「社会」の縮図。多くの場合は大人によって「〜しなさい」「〜しなきゃダメ」「〜あるべき」と理由を知らされずに結果を教え込まれます。

「考えることをさせない」のは大人にとって都合のいいように操っているだけとも言えませんか?しかし、義務教育のある日本では全ての子供が平等にこの過程を強いられています。

自分軸とわがまま

子供のうちに自分の意見を持ったりすることで「生意気」だとか「わがまま」と評価されて抑え込まれたことはありませんか?

本来であれば、学校や同年代の子供達の中で「自分軸」と「他人の尊重」の塩梅を学ぶべき時期に、自分軸を押さえつけることを教えてしまう大人は間違いなく存在します。

大人の都合よくいうことを聞く子供が「いい子」として扱われてしまうことが間違いなのです。

メンタル・ブロックはこの頃から植え付けられる

メンタルブロックとは「お前なんか」「できるわけがない」「成績が悪い」「かけっこが遅い」などと否定的な言葉を繰り返しかけられることによって自己肯定感が傷つけられ、潜在意識にネガティブを植えつけてしまいます。それは間違いなく、本人ではなく周りの大人が作る環境なのではないでしょうか?

逆の例もあります。
「あなたは優秀」と育てられたが故に「優秀でなければならない」と思い込んで成長した場合その思い込みというプレッシャーに弱くなってしまうという事例です。

自分で考え、行動を始める思春期

他人と自分を比べてしまう

SNSによって「世界」が広がり過ぎた現代では、無力感や劣等感を感じやすい時代になってしまいました。「上には上がいる」とはよく言いますが、SNSによって世界が見え過ぎてしまうことにより自信をなくす若者が多いということが、実際に社会問題となっています。
特に10代の若者にとって、加工アプリによる過度な容姿へのコンプレックスは世界中で問題となっています。

大人にとっての「いい子」こそ殻を破れなくなる法則

学生時代、大人にとっての「いい子」とは「いうことをよく聞く子」「決まりを丁寧に守る子」。では、そうではない子たちは「悪い子」なのでしょうか。決してそうではないことを大人は知っているはずです。しかし、「いい子」でいようとすることで自分自身の心に気づくことができず、メンタルを病む危険性も伴うのです。

「真面目な人ほど鬱になりやすい」というのはまさに他人軸による自分に依存することから起きるのではないのでしょうか。

大人への疑念を持つことの大切さ

「他人のいうことを素直に受け入れる能力」はとても素晴らしいですが、同時に「他人のいうことを疑い、自分で考えて判断する能力」も素晴らしく、大切な能力なのです。
時代は移り変わるもの。先人のいうことだけを信じて実践するだけではなく、成長過程のどこかのタイミングで自分で考え、行動する力を育てる必要があるのです。

2度目、生まれていない大人へ

他人軸に生きない

大人になった今、子供の時に植え込まれた傷を引きずっている方に出会うことがあります。私自身もそうでした。学歴や収入を他人と比べてはネガティブな気持ちになったり、焦りを感じたりと心が騒ぐことがあります。しかし、他人と比べたり学歴を気にしたりすることは「他人からの評価」を気にしているに過ぎないこと。評価をしたがる人というのは一定数いますし、消えることはありません。そんな評価を気にして人生を楽しまないなんてもったいないとは思いませんか?

メンタル・ブロックを引きずる必要はない

「どうせ無理」「やっても無駄」「おまえなんか」そんな声をかけられて育った人は、大人になってからも自分自身に呪縛をかけてしまうと言います。実際、傷ついた心にしがみついてしまうんですよね。でもそれを解けるのは他でもない自分なのです。

本当の幸せは自分の心が決めればいい

お金がいくらあっても足りないように感じてしまう
理想を掴んでももっと欲してしまう
夢が叶っても何故か虚しい

他人軸に生きていては、心が満たされることはありません。
本当の幸せを掴むためには、自分自身のことを知る必要があるとヨガ哲学では説かれています。
人生の中で心から願っていることとは「生まれた意味」にも関係するのかもしれませんね。

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