辛い花粉症の季節!今年は昨年の5倍、例年の10倍などと言われていますが、今年から花粉症デビューした方も多いのではないでしょうか。
そんな花粉症にはヨガも効果的!ヨガでは免疫を高めたり、呼吸を整えるための知恵が豊富に語り継がれています。アーユルヴェーダにおけるネティポットを使った鼻うがいも古代インドから伝わる知恵の一つ。花粉症だけではなく、さまざまな不調に効果的な鼻うがいは誰でも取り入れることができる健康法の一つです。
鼻うがいの効果
鼻うがいでは、鼻の奥の粘膜に溜まった花粉やハウスダスト、菌を洗い流すことで鼻のムズムズ感、呼吸の不快感を取り除くことが可能です。
副鼻腔に溜まった毒素を洗い流すことはできませんが、表面を綺麗にすることで、蓄膿症や副鼻腔炎、花粉症による鼻水などの症状を緩和することができると言われています。
鼻うがいのやり方
専用アイテムを用意する
↓↓私はこれを使っています!↓↓
特殊なペットボトルになっていて、ボタンを押すと水が噴射されるので角度を気にすることなく安心できるアイテムです♪
ネティポットと言われますが、今では「鼻うがい」と検索すれば電動のものまでさまざまなものが売られています!初心者の方は基本的に、専用アイテムを使うのがやりやすくてお勧めです。
コップでも行える!
今ほど世の中に鼻うがいが浸透していなかった10年前。私はコップを使って行っていました!専用アイテムとは違い、自分で鼻から吸う必要があるので練習する必要があります。初めての方には基本的にお勧めできない方法です。
鼻うがいで使う水=生理食塩水を作る
①水道水を沸騰させ、天然塩を混ぜて生理食塩水を作ります。
②500mlのお湯に対して4.5g(小さじ1杯弱)の塩を入れます。
(0.9%で作るので、1Lに対しては9gという計算になります。)
③塩をよく溶かして混ぜたら、お湯が冷めるのを待ち、専用容器に移し替えます。
火傷に注意!
生理食塩水で行う理由
体液の塩分濃度とほぼ同じ0.9%の食塩水で行うことで、プールで鼻に水が入った時のようなつーんとする感覚を防ぐことができます。
水道水は必ず沸騰させましょう
沸騰させるのなんて手間ですよね。でも、残念なことに世界ではその一手間を惜しんだが故の悲しい事故が多数報告されています。
こちらの記事では、口から飲んでしまった分には胃酸が溶かせる菌も、鼻から吸うことで脳にアメーバが入り込んでしまった事例が書かれています。
これはアメリカでの事例となりますが、健康のために行う鼻うがいで逆に健康を害してしまわないように、必ず殺菌した水を使うようにしましょう。
いざ実践!鼻うがい
鼻うがいには主に二種類のやり方があります。鼻腔内での通り道が違うのでどちらも行うと良いでしょう。
片鼻から吸って片鼻から出す方法
初心者も行い安い方法です。下を向いて水を入れれば勝手に逆の鼻から出てくるので、無駄な力を入れる必要もなく、実践することができます。
鼻から吸って口から出す方法
斜め上を向いて、喉の奥では「ん〜〜〜〜〜」と言い続けながら水を入れると、口に溜まるのでそのままうがいをする時のように口から出します。
飲まないように要注意!
初めての鼻うがいには絶対にコレ!
やり方を知っても怖い。生理食塩水を作るのめんどくさい。そんな方にお勧めなのがハナノア。
やり方も、取扱説明書の通りに行えば無理なく実践することができます。
何よりも、自分で作る生理食塩水より爽快感があって、終わった後のスーッと通り抜ける感覚が格別です♪