ホットヨガとは?
ホットヨガとは、室温35度以上/湿度60%以上、高温多湿の環境で行うヨガのスタイル。高温多湿の環境が、ヨガの発祥であるインドの気候に近いそうです。元々はアメリカのビクラム氏が、「ビクラムヨガ」として日本に広めましたが、Bikram Choudhury Yoga Inc.が破産した後、現在では高温多湿環境で行うヨガを総じて「ホットヨガ」と呼んでいます。これに対して、常温ヨガというのは一般的なヨガです。ここではわかりやすく「常温ヨガ」としてご紹介します。
ホットヨガ 常温ヨガとの違い
★強度の違い
ホットヨガは高温多湿な環境で行っているため、強度が高く感じます。汗をかきたい方、体力をつけたい方、持久力をつけたい方、常温のヨガでは運動量に物足りなさを感じる方にはとてもおすすめです。
しかし、スタジオによってはインストラクターに禁止されたポーズなどがホットスタジオでは厳しくなるので、ヨガの学びを深めたい方、たくさんのポーズにチャレンジしたい方は常温ヨガの方がおすすめです。
★使えるプロップス(道具)の違い
ヨガでは流派にもよりますがたくさんの道具を使って行う場合があります。道具を使うことで強度を緩めたり、強度を高めたりできるのですが、汗をかく環境であるホットヨガではそのような道具を使用できない場合が多く、常温ヨガの方が多くの道具を使える環境にあります。
★柔軟性をつけたい方には ホットヨガ がおすすめ!
「ストレッチはお風呂上がりに行うといい」と聞いたことありませんか?冷凍お肉を想像していただくとわかり安いですが、冷えたお肉よりも温かいお肉の方が切りやすいですよね。ホットヨガにより筋肉が温まった状態でヨガを行うことで、柔軟性が深まりやすいのがホットヨガの特徴の一つです。
ホットヨガが向いている人
- 汗をたくさんかきたい人、代謝を上げたい人
- 体力に自信がある人
- 柔軟性を身につけたい人
- むくみを解消したい人
- ダイエット目的の人
常温ヨガが向いている人
- ヨガのたくさんのポーズにチャレンジしたい人
- 道具を使いながら丁寧に学びたい人
- のぼせやすい人
- 体力に自信のない人
まとめ
いかがでしたでしょうか?
私自身、ホットヨガと常温ヨガ、どちらもやっていますがどちらも違う魅力がありますが、ホットヨガは特に好き・嫌いが大きく分かれるものだということを感じています。2022年現在、コロナ禍でほとんどのヨガスタジオがマスク着用必須になっているのでホット環境でのマスク着用が不安な方は常温ヨガから始めるのがおすすめです。