ヨガといえばダイエット目的で始める方がとてもおおいフィットネスの1つ。しかし、実際にやってみると消費カロリーは少なくて、「こんなんで痩せるの?」という印象を受ける方も多いのではないでしょうか?
しかし、「ヨガ」というと痩せている女性がやっているものというイメージが世間一般では多いようです。確かにホットヨガをしている方は細い方、痩せている方も多いですよね!
現役ヨガインストラクターの私は、実はインストラクターになる前とほとんど体重が変わっていません。しかし「痩せたね〜」とお声がけを頂くことも多々あります。それはおそらく引き締まったからかもしれません。
画像で見ると一目瞭然。3キロぐらい違いそうに見えますが同じ体重。輪郭や二の腕の感じが全然違いますよね。しかも2018年の頃より今の方が食べているんです!
ヒントは筋肉量・基礎代謝・運動量。
私の実体験をもとに、痩せている(ように見える)理由をご紹介します。
ヨガインストラクターが痩せている理由
①1日にヨガをしている時間が多い
インストラクターになってから、1日にヨガをしている時間は平均3時間。週平均では20時間程度。レッスン以外にも勉強のためにレッスンを受けたりするので、たくさん動いています。職場によってはもっとたくさんしている方もいらっしゃるかもしれません。
生徒として通うだけではこれだけの量のレッスンを受けるのはとても大変なので、働きながら綺麗になれる⭐️というのを実感しています。
しかし、量をやればいいというものでもありません。ホットヨガスタジオでは体調や体力が追いつかず、退職する方もとても多いという一面があります。
日常に取り入れるコツ!
オンラインヨガやユーチューブなど、1日に10分でもヨガをする習慣やカラダを意識する時間を作ることがおすすめ!
②タイトなウェアを着ている時間
ヨガウェアは動きやすく、着心地の良いもの。ついつい部屋着をヨガウェアにしてしまったりします。また、仕事着がヨガウェアになるので、スタジオの鏡で自分の体型と睨めっこする日々。太らないように意識するようになります。
日常に取り入れるコツ!
部屋着をヨガウェアにするのがおすすめ!家の中にいてもいつでも動ける状態を作ることが大切です。
③ヘルシーな職を好む傾向
ヨガレッスンにただ通うのと、インストラクターの大きな違いは哲学の学び。ヨガ哲学ではカラダを大切にすることや地球環境を大切にすることを学びます。
ヨガ的に見れば、人工的な食べ物や環境を傷つけるような食べ物などはカラダを傷つける禁忌の一つ。自然とヘルシーな食を選ぶようになります。
また、運動習慣があるため高カロリー食を好まなくなるという面もあるかもしれませんね!
日常に取り入れるコツ!
質の悪い油(揚げ物など)や人工甘味料はカラダを傷つけるもの。
身体に取り入れるもの、一つ一つを少し気にしてみましょう!
体重が変わらずに見た目が変わる理由
筋肉量
ヨガによる変化の1番の決め手は筋肉量!
脂肪よりも筋肉は重たいため、同じ体重でも体脂肪率が低ければ違うように見えるのです。
基礎代謝と運動量
筋肉量が1キロ増えると1日の基礎代謝は50kcal増えます。
女性の筋肉量は平均18kg程度。筋肉量は低い人で14kgぐらいの人も多いです。
私は23kgあるので、平均女性より250Kcalも消費量が高いというわけです。
1日に250kcal程度でも、1ヶ月続けば7000kcalの差があります。脂肪を1kg落とすために7000kcal必要になるので、筋肉量を増やすことが大切です。
ヨガよる代謝のほかに、基礎代謝も高いのでインストラクターは痩せやすいのでしょう。
痩せていないとヨガインストラクターにはなれないの?
結論、痩せていなくてもインストラクターにはなれる
インストラクターに細いイメージがあるのは、仕事の内容的に痩せていったり自然と引き締まっていくからです。痩せているか・太っているか以前に、ヨガを学びアーサナ(ポーズ)を探求していれば自然に筋力がつきます。
これからインストラクターを目指す方も、自信を持ってヨガを探求して行ってください♪
ヨガインストラクターが痩せている理由 まとめ
- 1日にヨガをする時間が長い(消費カロリーが上がる)
- タイトなウェアを着ている(変化に気づきやすい)
- ヘルシーな食を好む傾向がある(無意識に食制限ができる)
ヨガでダイエットをしよう!と考えている方にはインストラクターと同じ条件で痩せていくのはなかなか難しいかもしれません。しかし食事などと合わせることでヨガによるダイエットの効果は高まります。ヨガによる痩せる効果は体質が変わることが大切。だからこそ最低3ヶ月ぐらいの長いスパンで見て身体を変えていきましょう!