前屈 できない初心者さん必見!
前屈といえば、ストレッチの代表格!前屈がどれぐらい折れるかどうかで柔軟性を判断することもありますよね!前屈が苦手なことで「私、身体固いんです〜」っておっしゃる方、とても多いんです。ですが、実はコツを知れば案外簡単に前屈を深めることができます!
前屈 とは
そもそも 前屈 とは、上半身を前に傾けることを世間一般では言います。
そして、ヨガ的に見ると股関節から折れ曲がっていることが大切になります。
前屈 効果
身体の背面全体にストレッチがかかります。
背面の血行が促進されるため肩こりや腰痛の方などにも痛みの緩和に繋がることがあります。ただし、ヘルニアの方やぎっくり腰を繰り返す方にとって、前屈は禁忌になるので医師に相談した上で行うように心がけましょう。
また、心の状態としても内側に意識を向けやすい状態になります。息を吐きやすい状態になるので副交感神経が優位になりやすくなります。
1日の終わりに前屈を行うことで、しっかりとご自身と向き合う時間にしてあげてください。
前屈 が苦手な人はどこが固いの?
太ももの裏がわ(ハムストリングス)の硬さが原因です。と、言いたいところですが、実際のところ人それぞれ原因が違うというのが多くの生徒さんを見て感じるところです。
特に座った状態からの前屈が苦手な方に関しては、腸腰筋の引き込みが弱くて骨盤が起きない現象が多く見られます。ですから、前屈ができない=もも裏が固いと決めつけず、あらゆる方向からアプローチをかけてあげるのがおすすめです。
前屈 練習は立って行うのがいい
前屈というと、座った姿勢から頭を倒すイメージがあると思います。
では、なぜ立って行うのがいいのでしょうか。
- Point① 上半身の重力を委ねられる
- Point② 座位ではもともと股関節が屈曲しているから
- Point③ 座位では骨盤が後ろに倒れてしまうから
この後にご紹介するワークとは違いますが、もし前屈を深めたいならぜひ、立位の状態で練習してあげてください!
たったの3分で前屈が深まるマル秘テクニック!
これはヨガではなく、筋膜リリースによる簡単なテクニックです!
前屈では、背中・お尻・腿裏(ハムストリングス)・ふくらはぎなど、全身の背面が全体的に引き伸ばされていきます。筋膜とは、いくつかの筋肉をまとめて包んでいるストッキングだと想像してください。何枚ものストッキングが皮膚の下にあるのですが、そのうち一番大きなストッキングが全身の背面をつなげています。この大きなストッキングを調整することで、前屈が深まるという方法です。