『性格は顔に出る、生活は体型に出る』なんて言葉を聞いたことはありませんか?
特別な日だけ、良いお化粧品を使っても、素敵なお洋服で着飾っても、飾れない内側、、、それこそが日常習慣だと思います。
私たちの体は、すべて食べたものでできています。
例えばお水。成人の体は60%〜70%くらいが水と言われていますが、身体の中の水分がすべて入れ替わるまでは3週間ほどかかるそうです。つまり、水道水を飲む習慣からミネラルウォーターを飲む習慣に変えたとしても、身体が変わるまで最低でも3週間かかるということです。
良いことも、悪いことも、全て日常習慣から来るもの!良い習慣、悪い習慣をヨガ哲学も交えてご紹介します☺️
体型に出る!キレイを壊す生活習慣
姿勢編
身体を作るのは、激しい筋トレよりも日常の姿勢が何よりもの決め手ですが、多くの場合で職業病と呼ばれるようにずっと同じ姿勢でいることが最も身体への毒になっています。
姿勢はそもそも最低限の力で身体を支えていたいもの。しかし最低限の力さえも使わずにいられるほど便利なものに溢れた世の中は、ただ骨格をガタガタにして行く一方です。
骨格をガタガタにする、避けたい習慣をご紹介します。
スマホ×パソコン=丸い背中とストレートネック
人間の体で一番重たい部位・・・それは頭!
それなのにパソコンやスマホ、お料理も手元での作業も、全部、、、下を向いて行う作業ってとても多いのです!そこで負担をダイレクトに受けるのが首。『スマホ首』とも呼ばれるストレートネックの原因になってしまうのです!1日5時間以上見ている人は要注意!
ストレートネックのデメリット
- 首が短く見える
- 背中が広くなる
- 頭部への血液の巡りが悪くなり、たるみ・シワの原因に⚡️血色も悪く肌がカサカサに。
- 首こり・肩こり・腰痛
ソファ、柔らかすぎる椅子
柔らかい椅子、ソファ、ヨ○ボー、嫌いな人はいないと思いますが、これらは理想的な骨格・バランスの取れた体を壊すもの。
いい姿勢を保つためには最低限の力が必要です。というのも、人間の骨が建物の鉄骨のように動かないものであればいいのですが、骨格を形作るのは筋肉なのです。筋肉のバランスが悪ければ骨格は崩れ、骨格が崩れることによってさらに筋肉のバランスが偏るという悪循環に陥ってしまうのです。
1日3時間以上をやわらかい椅子やソファで過ごす癖がある方は注意が必要です。
内また、がに股、偏った体重
O脚やX脚・XO脚の原因は多くの場合、脚の使い方や歩き方、体重の載せ方に原因があります。
食事編
偏食でガリガリ、好きなものを食べても太らない・・・そんな身体に憧れますがバランスの取れた体はバランスの取れた食事からしか作られません。ここではついついやってしまいがちな悪食習慣を自炊がすすめられる理由と合わせてチェック!
コーヒー(紅茶)の白砂糖と甘いジュース
白砂糖は百害あって一利なし!と言い切ってしまっていいほど、身体にとっては良くないもの。カロリーは高く、栄養素は皆無。市販の甘いジュースは白砂糖が大量に入っているもの。虫歯の原因にもなりますし、ドリンクで摂取するカロリーは吸収が早いことでも有名です。
白砂糖は蜂蜜やオリゴ糖に変えたり、ジュースは無糖のドリンクに変えることで無駄なカロリーの摂取を抑えることが大切です。
低カロリー栄養不足
人口甘味料を使用したカロリーゼロの食品などをダイエット食として重宝する方もいらっしゃいますよね!しかし、本当にそれでいいのでしょうか?
生命機能を維持するためには最低限必要な栄養素やエネルギーがあります。肌の質や内臓の働きをいい状態で保つためには、栄養が必須なのです。栄養には当然カロリーも伴います。大切なのは、カロリーはいい栄養と共に摂取すること。
ご自宅の家電を一つ想像してみましょう。家電の動力源は電気。電気がなければなんの役にも立ちません。電気の役割こそがカロリーなんです!そして、電気が通っていたとしても、中のパーツが錆びついていたら正しく働きませんよね。人工物は体を錆びつかせます。内臓をいい状態に保つには自然由来の栄養が必要なんです!
質の悪い脂
脂・油といえば高カロリーでダイエットでは避けたいものというイメージがありますが、実はそんなことはないのです。油はエネルギー源となり、脂が足りなければ乾燥肌などをはじめとした不調の原因となります。大切なのは、質のいい油を摂取すること。
質の悪い油とは、加工食品に含まれるトランス脂肪酸のこと。これらは製造工程で一度油を高温にしてしまうため、生じてしまうとされています。厚生労働省の発表によるとトランス脂肪酸の過剰摂取により、心筋梗塞などの冠動脈疾患が増加する可能性が高いとされています。
反対にいい油とは、体内で作ることができず食べ物から摂取する必要のある油です。オメガ9は体内での生成が可能。悪玉コレステロールを下げます。オメガ6も同じように悪玉コレステロール値を下げますが、善玉コレステロールも同時に下げてしまうため摂取のしすぎには注意が必要です。
中でも近年最も注目を浴びているのはオメガ3。血中の中性脂肪を減らし不整脈の防止など、生活習慣病予防に効果があるとされています。身体の中で作ることができず、生魚から摂取できるものなのですが、日本人が魚食から肉食に変わる過程で摂取量が減少したと言われています。
『外食やコンビニ食はダメ!』と言われるのは、知らず知らずのうちに良くない油や白砂糖など、本来嬉しくないものでカロリーを摂ってしまう可能性があるから。自炊の際は栄養価の高いものでカロリーを摂取することを心がけましょう。
睡眠編
6時間睡眠の人と、8時間睡眠の人、1ヶ月で60時間も睡眠量が違うんです!単純計算すると、まるまる10日分ぐらいの差が生まれてしまうんです。
時間は確保できても寝つきが悪い、睡眠の質が浅いとさらに睡眠時間は削られてしまいます。睡眠の質を下げる習慣をみていきましょう。
寝る前の高カロリー摂取
睡眠とお食事には綿密な関係が!寝る前のお腹の状態は、満腹でも空腹でもストレスになり、睡眠の質を下げると言われていますが、それには自律神経との関わりがあります。
食事の後は本来、胃の働きを活発にさせたいため副交感神経が優位になるのが理想です。しかし高カロリーの食事や刺激の強い化学調味料の味、辛いものなどは交感神経を優位にしてしまうため、睡眠の質が浅くなってしまうのです。
また、逆流性食道炎を防ぐためにも食べてから横になるまで30分以上は空けることが大切です。
日が沈んでからのカフェイン
カフェインも上記と同じような理由です。興奮作用のあるカフェインは飲んで吸収されてから効果が出るまで30分ほど、効果が発揮される時間は1時間〜2・3時間と言われています。つまり、飲んでから寝るまで4時間以上あける必要があります。
つまり、日が沈んでからのカフェインは抑えるように心がけることが睡眠の質を上げることにつながります。
古すぎるマットレス!
睡眠の質にマットレス選びは不可欠!ましてや古いマットレスは日常姿勢をいくら改善しても、前の姿勢の形が残っていることも・・・
靴を定期的に変えるように、マットレスもその時の姿勢や体に合ったものに変えることが大切です。
キレイをつくる生活習慣✨
姿勢編
肩を後ろに
日常生活は前に、前にと偏るもの。肩、肩甲骨を引くことで猫背解消・代謝アップ・呼吸を深めるなど、いいことづくし♡
座骨で座る
椅子に座る生活の方!座骨で座る意識を持つだけで、座っていても姿勢をキープすることができます。いい姿勢をキープすることは、内側の筋肉を使えてる状態✨代謝も上がり、美容にも健康にも効果的です。
内くるぶしと膝の内側
男性は膝が開きやすく、女性は内くるぶしが離れやすい。内くるぶしも膝もピッタリとつけて立つ・座る意識を持つだけで内腿が働き脚やせ&骨盤の安定にもなります!
食材編
カロリーよりも栄養バランス!
ダイエットしたいからと、カロリーだけを減らしていては美容・健康に逆効果!
カロリーを減らすことは大切ですが、栄養は減らさないように注意!
水と油の質を重視
水はゼロカロリー!でも、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルを含んでいます。そしてご存知の通り水道水には塩素が含まれています。大人が飲む分には問題ない程度と言われていますが腸の弱い方やお子様は注意が必要です。
油には上記のように様々な油があり、トランス脂肪酸の摂取を最少にするのが最も大切です。
続いて、サラダ油よりはオリーブオイル、オメガ3系の油を摂取するなど、意識できるとよりGOOD!
必要なものは食材から摂る心がけ
カロリーを減らし、栄養を摂るとなった時サプリメントは強い味方!しかし、サプリメントには添加物なども多く含まれています。
また、サプリには大きく表示されているもの以外にもあらゆるものが含まれています。食事を補おうとしたり、いろいろなサプリを飲み合わせるなどした際に特定の栄養素の過剰摂取をしてしまう恐れがあるのです。
栄養素の過剰摂取は体調不良の原因に⚡️だからこそ、栄養は基本的に食べ物で摂るように心がけましょう。
睡眠編
寝る前のリラックスヨガ⭕️
ヨガには自律神経を整える作用があると言われます。その中でもストレッチヨガやリラックスヨガ、リストラティブヨガなどは副交感神経を優位にするのに効果的✨寝る準備をしっかりと整えてから行うのがおすすめです♡
デジタルデトックスタイム
ブルーライトは覚醒作用があるため、寝る前のスマホ、パソコンは睡眠の質を下げる原因に!枕元にスマホを置かない、寝る30分前はスマホをいじらない!など、決め事を作るのがおすすめ。
まとめ
姿勢、食事、睡眠・・・細かな積み重ねが今の自分を作るもの。
今日の頑張りが明日に出るわけではないけれど、1ヶ月、2ヶ月と積み重ねることで確実に何かが変わるんです!
身体にいいことはぜひ、【習慣化】意識してみてくださいね!